ブライアン・メイの学歴は?博士号までの経緯を初心者向けにわかりやすく整理

学業の経歴

ブライアン・メイは、ロンドンのハムステッド・スクールで初等教育を受けた後、ハンプトン・グラマー・スクールに進学しました。この学校で優秀な成績を収め、物理学と数学に特に関心を持つようになります。

1965年にロンドンのインペリアル・カレッジ・ロンドンに進学し、物理学を専攻しました。この大学は英国でも有数の理工系大学として知られています。1968年に物理学の学士号を取得し、その後同じ大学で博士課程に進みました。

ブライアン・メイはギターだけでなくコーラスや作曲面でも重要な役割を果たしました。全員の役割をまとめて見るなら「QUEENのメンバー」についてまとめた記事も参考になります。

中断された博士研究

博士課程では、天文学の分野、具体的には黄道光(太陽系内の塵が太陽光を反射して見える現象)についての研究に取り組んでいました。

しかし、1970年代初頭にQUEENの活動が本格化するにつれ、音楽と研究の両立が困難になりました。バンドのツアーやレコーディングのスケジュールが増え、研究に十分な時間を割くことができなくなったため、博士課程を中断することになります。

30年以上を経ての博士号取得

2006年、ブライアン・メイは中断していた博士研究を再開することを決意しました。元々の研究データと、その後の観測技術の進歩を組み合わせて、論文を完成させる作業に取り組みます。

2007年8月に博士論文「Radial Velocities in the Zodiacal Dust Cloud(黄道光塵雲における視線速度)」を提出し、同年10月にインペリアル・カレッジから天体物理学の博士号(Ph.D.)を授与されました。研究開始から実に37年後の学位取得でした。

学問的活動の継続

博士号取得後も、天文学への関心は続いています。小惑星の立体視画像の研究や、ロンドン・ステレオスコピック・カンパニーの共同設立など、専門分野に関連する活動を行っています。

また、音楽活動とは別に、科学関連のイベントでの講演や、科学教育の推進活動にも参加しています。2015年には、NASAの探査機ニューホライズンズが冥王星に接近した際に、チームメンバーとして貢献したことも記録されています。

音楽と科学の両立

ブライアン・メイの経歴は、芸術と科学という異なる分野での成功例として時折言及されます。
物理学者としてのトレーニングが、音楽制作における論理的なアプローチにも影響を与えている可能性が指摘されています。

実際に彼が作曲した楽曲「’39」では、「相対性理論の時間的遅れ」によって起こった現象が、曲の中で重要なモチーフとして取り上げられています。

まとめ

ブライアン・メイは、インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学の学士号を取得後、博士課程で天体物理学を研究しました。
音楽活動のため一度は中断したものの、30年以上を経て研究を再開し、2007年に博士号を取得しています。
音楽家と科学者という二つの顔を持つ、稀有な経歴の持ち主です。

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